1 理想的な睡眠時間について
2 睡眠不足の影響
3 しっかり睡眠とるためにすべきこと
以上についてお伝えしていきたいと思います。
理想的な睡眠時間とは?
子どもの睡眠時間ってどのくらいが良いのか、いまいちわかりませんよね。
はっきり言って私もあまりわかっておらず曖昧でした。
ちなみに大人の睡眠時間はというと、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間で高齢になればなるほど早寝早起きになる傾向があるそうです。
皆さんは6~7時間寝れてますか??寝れていない人も多いかもしれませんね。
一方子どもの理想的な睡眠時間はというと、
アメリカ国立睡眠財団により、年齢別の適切な睡眠時間が公表されております。自分の子どもと比べて同じくらいの睡眠時間はとれているでしょうか??
1歳から2歳
1~2歳の子どもは、11~14時間といわれています。
だんだんと朝までまとめて眠ることができる子どもが増えてきます。ただ14時間ぶっ続けで寝てるということはあまりないかもしれませんので、その点についてはお昼寝で調整して、プラスで14時間と考えれば良いですね。
3歳から5歳
3~5歳の未就学児は、11~13時間とされています。
だんだんとお昼寝をしなくなってくる時期ですね。夜の間にたっぷりと睡眠をとることができれば、お昼寝は必要ないかもしれません。
個人差はありますが、5歳くらいのこどもはお昼寝をしなくても夜まで元気に過ごせる子が多いです。
6歳から13歳
6~13歳までは、9~13時間が適切な睡眠時間です。
小学校に上がると学校があるため、お昼寝はできませんよね。ですので夜にばっちり睡眠をとる必要があります。
小学生の平均起床時間は6~7時と言われているため、睡眠を9時間とるためには少なくとも9~10時には就寝しなければなりません。
周りの小学生の子も8時前には登校していくので、やはり6時台に起きないと間に合わないかもしれないですね。
14歳から17歳
14歳から17歳になると、睡眠時間は8~10時間とることが適切とされています。
しかし実際は部活動や勉強などで適切な睡眠時間がとれていない子どもたちが多いようです。ちなみに小学生と同じく起床時間が6~7時だとすると、理想の就寝時間は10~11時です。なかなかきびしい子が増えてきそうですよね。
睡眠不足の3つの影響とは
睡眠不足の影響は学力や心理面に多大なる影響を及ぼすことがわかっています。具体的見ていきましょう。
学力への影響
厚生労働省の調査では、成績が上位の子ほど早い時刻に寝ていることがわかっています。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるという話は聞いたことがあると思います。この二つの睡眠が90分ごとに訪れ、浅い眠りとされているレム睡眠の時に脳が記憶を整理すると言われています。
ですので睡眠不足によって大切なこの機会が減ってしまうということは、記憶が定着しないためせっかくの学習時間が無駄になってしまいかねないのです。そんな悲しいことないですよね!
十分に睡眠をとって勉強したことをしっかりと身に付けましょう。
健康への影響
体力や運動能力の発達と睡眠時間は大きく関係しています。
ある調査では睡眠時間が短い子ほど体力測定の合計点が低い傾向が示されています。
また文部科学省の調査によると、睡眠をはじめとする生活習慣の乱れは、健康維持に悪影響を及ぼすだけではなく、生きるための基礎である体力の低下、ひいては気力や意欲の減退、集中力の欠如などを招くとされています。
さらに幼少期の睡眠不足は、その後の生活習慣にも影響するといわれています。手遅れにならないうちに改善していかないと、大人になってから健康に支障をきたすことも大いにあるのです。
精神面への影響
子どもが睡眠不足になると、感情のコントロールが難しくなることが指摘されています。
感情の起伏が激しいと、遊んでいる周りの友達も距離を置きたくなりますよね。そうなると自分では気づかないうちに友人関係を悪化させてしまうかもしれません。
また常にイライラして落ち着きが無かったり、不注意によるケガや失敗が増えたり、記憶力が落ちて大事なことが覚えていられないなどの悪影響が起こります。
そして、そういった状態が慢性化すれば、将来子どもがうつ病や不安障害、精神的問題に苦しむリスクが大きくなります。
睡眠をとるために実践していること
親が早く寝る
これはもう当たり前のことかもしれませんが、一番の解決方法だと私は思っています。
生活習慣は一つ屋根の下に寝食を共にしていれば必ず似てきますよね。親が遅くまで起きているのに子どもに「早く寝なさい!!」って怒鳴ったって子どもからしたらお母さん(お父さん)に言われたくないわ!って思っちゃいますもん。
自分が子どもだったらそう思います。なんでもそうですよね。自分が勉強していないのに頭ごなしに「勉強しなさい!!」って言っても全然説得力ありません。
まずはやはり自分の生活習慣を見直して早寝早起きをすることが子どもがたっぷり睡眠をとる最短距離の方法だと感じてます。
寝る前にテレビを見ない
こちらも我が家では必ず実践していることですが、寝る前にテレビは見せないようにしています。
テレビを見ているこどもの顔ってホントにテレビに吸い込まれてしまうんじゃないかって思うくらい集中して見ていませんか?
うちの子二人はホントに集中してしまって話しかけても反応してくれないし、見終わった後は疲れ切ってしまって目はショボショボになってしまう。
テレビはあまり見せたくない私でも日中は少し見せていますが、寝る前は絶対に見せません!刺激が強すぎて間違いなく寝つきが悪くなってしまうのでテレビ&スマホを見せるのはやめたほうが良いでしょう。
日中にこれでもかっていうくらい疲れさせる
お子さんがいるご家庭の親御さんならばわかると思いますが、子どもの体力って本当に底なしですよね。もうホントにビックリするくらい。
自分の体力の無さをしみじみと感じてしまい悲しくなります。
我が家の子どもたちも同じく元気いっぱいなので、日中はほぼ外に出しています。家の中にはいません。
家の中と外じゃ刺激が違うし、運動量も比較にならないと思うんですよね。なので毎日毎日外に出ろ出ろ言い続けています。
幸い近所に同い年くらいの子がわんさかいるので毎日一緒に遊んでいるので助かっています。日中はひたすら外で遊ばせて体力を使わせる!もうこれでもかっていうくらい!!
っでないと体力無限大の子どもたちはグッスリ寝てくれません。ひたすら子どもを動かしましょう。
まとめ
子どもが健康に活発に育ってくれることをどんな親でも望んでいますよね!
もちろん私もそうです。睡眠って子育てしているとツイツイ後回しにしがちなところがあると感じています。
しかし寝不足によって多大な影響が子どもたちにはあるので、徹底的に睡眠時間を管理して健康な活発な子どもに育ってくれるように意識していきましょう♪
まずは親の生活習慣を変えるところからです。
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