ということで、興味のある方は少数かもしれませんが、あまり知られていない驚愕のサメの生態についてお伝えします。
えっサメ??っと思ったそこのあなたは間違ってますよ!!(笑)
サメの生物としての概要
サメは「獰猛(どうもう)で危険な生物」というイメージが強く、人を殺傷する被害も起きていますが、人に危害を及ぼす恐れがあるのは20~30種類程度とされサメの種類の中で一割程度とされているんです。
しかし少数派ではありますが、ホオジロザメに代表されるような鋭い歯と力強いアゴを持つ種類は危険で、沖合で船が沈没することによって襲われるケースもあるんです。
まれに海水浴場など人のいる沿岸域に危険なサメが現れると、サメ除けのネットが張られたりするケースがあります。
サメの驚くべき生態4点
サメは獰猛で細かいことには気にしなそうな感じしませんか?(笑)しかしサメの生態は違っていて細部までこだわられているんです。人間ではありえないような野生の機能がふんだんに備わっているんです。
歯はいつも新品
サメさんの歯はいつも新品なんです。しょっぱなから人間じゃあ考えられないですよね!
サメの歯は使っているうちに欠けて切れ味が悪くなりますが、すぐに抜け落ちて新しい歯に生え変わるんです。
歯はあごの骨の中でどんどん作られ、ベルトコンベアのように奥から手前に押し出されていきます。ホオジロザメの場合、あごの内側に新しい歯が6列以上用意されているそうです。
都合のいい時に白目になれる
獲物に噛みつく瞬間は、目がケガをしないように反転させて、白目になるんです。驚きじゃあないですか!!
サメの目には「瞬膜」という人間でいうまぶたのようなものがあります。獲物に襲いかかる時はこの瞬膜を閉じているので白目に見えるんですね。
獲物を捕らえる電気感覚
サメさんの頭部には小さな穴が点々と開いており、その奥にはゼリー状の物質が詰まった筒状の構造が存在します。
このことをロレンチーニ器官(ロレンチーニさんが発見しました。)と呼びます。これにより、100万分の1ボルトという極小の電位差を感知できます。
例えば、これで筋肉が発する微弱な電流を感知できるんです。いわば電気センサーのような器官になっているので、砂の中に隠れているエサも探し出しちゃうんですよ。まさに第6感!!
そのような繊細な感覚器官なので乾電池などを海中にした場合は、あまりにも近くで放電されると驚いて逃げてしまうこともあるそうです。
寿命は400年以上
脊椎動物ってそこまで長生きしそうな感じしませんか?私はせいぜい100年くらいだろうと感覚で思っていたのですが、調べるとなんと寿命が400年以上のサメが発見されたんですね。
このサメは北極海に生息するニシオンデンザメというサメで、寿命も驚きですが、生殖活動ができるようになるまでに150年かかるそうです。こちらも相当驚きですよね。
人間の寿命がとても短く感じちゃいます。
このニシオンデンザメに長寿の秘密が隠されているのではないかということで、研究が進められているそうです。
サメさんの生態 まとめ
サメさんの驚くべき生態の中からたった4点だけですが、私がとてもビックリした生態を紹介してみました。
サメさんは映画ジョーズのために獰猛なイメージを人間は持っていますが、全然そんなことはないそうです。
そして私は怖さというよりも驚くべき生態のことを皆さんに知ってほしくてたまらなくなって記事を書いてしまいました。だって歯が常に新品に抜け替わる仕組みとかヤバくないですか??
野生の力ってスゴイですよね!人間も見習わないといけない部分があると思います!!
他にも細かい生態があるんで興味のある方は子どもと一緒でも良いので図鑑等で調べてくださいね~♪